今日は、三宮で集団的個別指導だった。
一人当たりの平均保険診療請求が高いと、
この集団的個別指導にお声がかかる。
当クリニックは診ている患者さんの数は少ないが、
がん患者さんの人生の最終段階である終末期に、
在宅療養支援をする在宅がん医療総合診療料を算定し、
最終段階をサポートしているので平均点数が高くなる。
このまるめの診療を行う時、正直、
持続可能なサスティナブルを考えると、
ぶっちゃけ、コスパも大切だから、
必要最低限の往診や訪問診療・看護で
対応できることを考えるようになる。
その時に、一番肝となるのは『電話のかけ方』だ。
在宅医療は、求めに応じて動く出来高加算方式。
一方、在宅がん医療総合診療になると、
まるめなので、一定点数を算定することになる。
なので、患者さんの『電話のかけ方』次第で、
訪問診療や訪問看護の動きが大きく変わるので、
『電話のかけ方』を通常時から、一緒に練習する。
緊急事態なのか、お薬で様子を観れる状態なのか、
それとも、いよいよであっても家族で過ごす時間なのか、
そんないろんな場面で、患者さんやご家族が、
状況を感じ取りながら、『電話をかけられる』様に、
普段から一緒に練習しておく。これが大切。
先生、頓服(レスキュー)は今日は、
5時と9時と12時と16時と19時に飲んだんです。
12時と19時は、前もって飲んだ感じで、
今度は寝る前なんですけど、どんな感じで、
飲んだらいいのでしょう?夜中になる前に、
先生に一度相談しておこうと思って、今、
お電話してみたんです。こんな相談のお電話、
かけていいんでしょうか?ありがとうございます。
こんなお電話が、さっきあった。
ありがとうございます。こんなお電話が大切です。
お母様の状況がよくわかります。頓服上手いですね。
こんなお電話が一番嬉しいので、もし夜中であっても、
遠慮せずにおかけくださいね。ありがとうございます。
ザイタク緩和は、『電話のかけ方』次第で、
良くも悪くも、なることを、皆様に知って欲しい。
今晩もどうか穏やかに過ごされます様に。
昔はチェリーが好きだったけど、
今はこの紫の曲が大好きになった。
少し大人になったのかな。。。
良かったら聴いてください。
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