おかえりなさい。
そう言えば、、行ったり来たりじゃなくて、
なんで、お家に帰ることになったんです？
今日は、
一か月前ホスピスに戻られた患者さんの
「退院」してから、最初の再診だった。
先生、センセが言うたんやんかあ～。
家に帰ってきたらええやん！って（（笑））
せやから、病院からお家に帰ってきたんやで。
おかえり。ただいま～～～。やん！
お家で急変、緊急入院にて危篤と言われ、
病院で、あと三日の説明があり、それなら、
ホスピス病棟で最期を過ごす。って予定だった。
山場を越して、少し伸びてあと３か月の説明で、
ホスピス病院→ちょっとだけ在宅→ホスピス再入院。
の計画を練って、地域カンファレンスをしたのが先月。
ちょっとだけ在宅の時に、彼女の大切な紙芝居とモンブラン。
その際、田中は、サラッと冒頭のようなことを言ったらしい。
で、再入院後、リハビリを頑張り、絵が得意な彼女は、
病棟のすべての看護師さんと緩和ケアの主治医の先生の
似顔絵を書き上げたそうだ。それで、今度は、こうだ。
ホスピス病院と家を行ったり来たりで、２年生きた方がある。
奇跡を起こしてきて欲しい。３年生きたら、もうびっくりです！と、
似顔絵書いたすべてのスタッフに送り出してもらったそうだ。
帰られ今日診察に伺うと、もうほんとビックリするくらい。
紙芝居をもう一段も二段も上の大きな声でできるほど、
活き活きとしたお顔で、冒頭のお話しをしていただけた。
最後の最期、１週間だけ、介護が必要になった時の過ごす場所は、
これから考えたい。とのこと。帰りがけ、相談所にどうぞって、
「いちずに凜として」と書いてある彼女の素敵な作品を頂いた。
今度、なんでも相談所で、彼女の紙芝居の会を計画したいと思う。
なんだか、いちずに凜としてザイタク一直線で、
ホント良かったなあって、嬉しくなっちゃって、
彼女のお家からなんでも相談所への帰り道、
いつもの行きつけのカレーうどん屋さんで、
お腹いっぱい食べちゃいました（（笑））。
思い出してよ。ただいまとお帰りの声を。
良かったら聴いてください。
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