心不全ザイタクの患者さんの退院が緊急で動き出す。
と言うのも、循環器疾患は、治療の回転が速いから。
心不全の改善は、明確だ。入院時から当然、
いや、外来通院時からでも、いつだって、
心不全のある暮らしを想定しておきたい。
病院⇔在宅が、繰り返し繰り返しおこる。
この「⇔」の部分が、出来るだけ、簡単な方がいい。
短い方がいい。この「⇔」こそが、地域力。
これこそが、地域医療介護連携とも言える。
今の在宅医療の世界は自分達の働きやすさにしか、
目が行ってない惨状。このままではアカンと思う。
結局、そんな事してても地域力は高まらない。
そう言えば、その地域力が高い街のことを、
コンパッションシティとか何とか言うらしい。
さあ、始まった心不全ザイタクの取り組み。
どうしても家に帰りたい心不全患者さん。
夏に入院し、気が付けばもう秋だ。
窓から聞こえる虫の声も変わってきた。
どうしても明日、家に帰らしてほしい。って、
なったその夕方の急性期病院地域医療連携室に、
16時に集合し、心不全地域ケアカンファを緊急開催。
翌日の今日午前、彼は穏やかに酸素を鼻につけながら、
テレビの前で、自宅満喫が、笑顔で再開となった。
お父さんな、心臓めっちゃ悪いからな、
ポテチんってならん心不全再増悪ならな、
一か月に一回は、リコンディショニング入院な、
約束してくださいや。それまでは、ちゃんと家で、
訪問看護師と粘ってみせたるから。ってお伝えすると、
嬉しそうに、「おう、先生頼むわな。」だって。
心不全の方だって、病院「⇔」在宅で、
最期の時まで穏やかにザイタクしたい。
この地域での心不全ザイタクを、みんなで作り上げたい。
皆様どうぞどうぞよろしくお願いします。
眼に映る貴方を焼き付けておきたいのさ
久しぶりにお家に帰ったご主人を
見つめる奥さんの眼差しは優しかった。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
良かったら、2つ共に、一日一回、
クリック!!!よろしくお願いします。
たなかホームケアクリニックYOUTUBEチャンネル登録よろしくお願いします。