そろそろ、ベッド、借りませんか?
病気が進行していく中で動きにくくなったり、不自由に思うことが増えてくると、
「そろそろ、ベッド、借りませんか?」と声をかけることあります。
もちろん、ご家族や本人から相談を受けることも。
でも、そんなとき、人によって感じ方はさまざまです。
絶対にベッドがあると過ごしやすいのに・・・というベッドへの期待の賛成派
あるいは、
ベッドを使うなんて!病人みたい!何も変わらない!今のままでいい!・・・という反対派
今回は、ベッド反対派の奥さんと、ベッド賛成派のご主人との
ベッドとの、戦いでした!
戦いの中、だんだんと動きにくくなっていく毎日、
とうとう、「ベッドを借りたい」と奥さんから希望がありました。
こういうときは、スピードが命!
ケアマネさん、福祉業者の方といつもの連携プレー!
早速にベッドが入った次の日、
「こんなにぐっすり眠れたのは久しぶり!」
とあまり笑わない奥さんが、笑顔に!
リクライニング機能で呼吸が随分と楽になったそうです。
「よかったね!」
ケアマネさん、福祉業者さん、うちのセンセイもナースも
ニッコリ笑顔で心の中はブイサイン(^^)v
ご主人も同じ気持ち!
ベッドのおかげで、最期の日までお家で過ごすことができました。
一番の勝者は、「ベッド」でした!