抗がん剤もう一度チャレンジしてみたいの。
だってそう思わない?先生。そうでしょ?
このままだと死を待ってるみたいだもの。
余命3ヶ月。そう言われ3ヶ月が過ぎた。
自宅に戻られますます元気になった。
彼女は、絵を書くのがとっても上手。
紙芝居をご自身で描き上演したり、
ホスピス入院中は病棟の看護師さんや
男前の主治医の先生の似顔絵を書いたり、
もう余命が3ヶ月とその時言われてても、
そのつもりはなく自宅に戻られてからは、
沢山のご友人とランチや家の周りの庭掃除や、
美術館での絵画鑑賞や大切なお孫さんへの
絵手紙を考え11月締め切りの泉佐野の
タオル筆コンクールに出展作品準備をされている。
抗がん剤、やっぱりしたいんですね?
他に免疫を高めることやっておられるのに。
お孫さんに逢ったり、絵を書いたり絵を見たり、
お友達とランチしたり、毎日を楽しまれてる。
先生、もちろんそれはわかってるわ。
でもやっぱり、抗がん剤薄めてでも、
あと少しやってみたいと思うのよ。
ただただ死を待つのはなんだか嫌なの。
チャレンジしてみたいのよ。だからね、
専門の先生にご相談してみるわ。
そう話される彼女の目は、
抗がん剤をすることについて
YESともNOとも答えを求めていない
そんな少し哀しい目をされていた。
心は別のところにあるような気がした。
今日の診察の最後に絵手紙タオル筆コンクールに
出展予定作品の下書きを見せていただいた。
そこにはこう書かれていた。
余命3ヶ月。なのにこうして今も生きている奇跡。
大切な孫に逢えた。とっても可愛いこの子の成長を、
そんな奇跡を、何度も何度も起こして見続けたい。
何も聞かないで何も見ないで
君を哀しませるもの何も何も見ないで。。。
『YES-NO』
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