今日、訪問した家の娘さんから、うれしくなる言葉を聞きました。
「実はセンセイ、私、お医者さんになりたかったんです。」
「え!そうだったの!」
「でも、センセイと出会って、思いました」
「?」
「お医者さんて、
センセイみたいに、父が亡くなる最期の日までどんな風に過ごすか、
父らしく過ごせるように私たちと一緒に考えてくれる人、
それができる人がお医者さんになれる人なんですね。」
センセイは、照れながら、
「そんなことないですよ・・・
僕ではなくて、娘さんたちがお父さんのことを一生懸命に考えて
お出かけされたことのほうがすばらしいですよ」
「いえいえ、・・・・・・」
センセイと娘さんの会話、
その間でお父さんの穏やかな顔がすべてを語っているようでした。