今年もまた白梅が咲いた。あの日ザイタクが始まった。

ザイタクリハビリを志そうと決めたのは、

肺がんターミナルだった祖母の、

最後の時間を、共に、暮らした時。

 

 

脳転移症状で祖母が祖母で無かったり。

失禁失便で祖母の尊厳が保てなかったり。

食事介助で大好きな苺が誤嚥ばかりだったり。

 

こんなにも最後の時間が穏やかでなかった中、

祖母と最後に見た白梅はとっても綺麗だった。

 

そして、祖母は僕に穏やかに言ってくれた。

「章ちゃん、白梅、、綺麗ね。」

 

その白梅が今年も咲いた。

 

 

人生最終段階において、

 

終末期リハビリがあれば、

 

ザイタクリハビリがあれば、

 

最期の時まで誰もがきっと穏やかだと思う。

 

祖母に出来なかった過去を、

素晴らしい経験だったと言えるよう、

今、ザイタクリハビリの挑戦をしている。

 

 

 

何に負けたのか、僕はわかった。

だから今はもう、悔しくはない。

それを手放すと決めた今、自由だ。

そろそろ先へ歩み出そう。

今週はそんな週だった。

 

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

毎日読んでいただき感謝申し上げます。

良かったら、2つ共に、一日一回、

クリック!!!よろしくお願いします。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

 

 


人気ブログランキング

 

 

たなかホームケアクリニックYOUTUBEチャンネル登録よろしくお願いします。