暗闇ならゴールドに彩りを変えて。

僕らの同級生が研修医時代に旅立った。

 

ご存知だろうか?彼の死が理由で、

日本の研修医制度が変わったことを。

 

1998年 関西医科大学研修医過労死事件。

 

医者になった1998年の8月15日。彼は旅立った。

 

森大仁君は、生きていたら、きっと、

患者さんから慕われた優しい穏やかな、

素晴らしい医者になっていただろう。

彼の学生時代を思い返すと確信できる。

 

 

彼が夢見た医者像は、どんなだっただろう。

 

この国の働き方改革のもと、2年の研修をして、

9時5時の直美(直接、美容外科医になる事)へ。

そんな医者像だろうか????

 

彼と一緒に研修医を過ごした半年。

何度も患者さんのもとに足を運び、

研究も手を抜かず先輩の手伝いをし、

日々学び続けていた彼が思い出される。

 

 

 

彼が見たかった夢を、僕なりに続けようとした時、

先生となってくれたのは、医療界ではなく患者さんだった。

 

今も、変わらず、医療界は真実から逃げ出し、

今も、変わらず、教えくれるのは患者さんだ。

 

 

 

 

患者さんと共に、患者の権利を守りたい。

きっと、森君も応援してくれていると思う。

 

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

 

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