医者になって、初めて一人で外来診療を任されたのは、
京都の山奥の診療所、美山診療所だった。もう25年も前のこと。
同級生の死で研修で病んだ自身の心のリハビリの時期でもあった。
当時は、わらじ医者で有名な早川一光先生も、
その一帯で外来診療と在宅医療をされておられ、
外来開始前カンファレンスで、なんとビックリ、
今日も、笑顔で頑張りましょう!って、スタッフの
一人一人と握手されてから、外来を始めておられた。
そんなのんびりで穏やかな外来診療が大好きで、
丹波篠山市の大学病院リハビリ科での外来や、
尼崎の先輩開業医での整形外科バイト外来や、
茅葺屋根で有名な京都美山の美山診療所での外来や、
振り返ってみれば、自画自賛なんだけど、
どの外来でも、僕の外来は人気があった((笑))。

そんな大好きな外来診療。僕らのたなか会でも、
昨年の3月頃から、外来診療に本格的に取り組み、
一年が経過した。今日外来しながら、この感じ、
やっと、イイ感じ。目指してるところになってきた。
患者さんから、今日の外来で、言って頂いた素敵なお話しを一つ。
私達市民が、自分の人生を自分のものとして考え、発信していきたい。
先生、これでいいのかどうか、ここに来て話すから聴いてくださいね。
世の中は、ビジネスな在宅医療や、オンライン外来や、
なんだか、あんまり面白くないし、やりたくないことが、
これからの医療界の主流になるらしいのだけれど、、、
そんな強風を向かい風に受けて、昔ながらの外来診療と、
患者さんと一緒に創り上げるザイタク医療に邁進したい。
そうすればきっと、大空高く、空も飛べるはず。
良かったら聴いてください。
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