ありったけの愛唄うザイタク

先生、私は長く生き過ぎました。九四ですヨ。

ホンマのとこは、息子より先に逝きたいけど、

今となっては、もうどうしようもないですわ。

しっかり最後まで息子の最後を見届けて、

その後、残された嫁と仲良く暮らしますわ。

息子の置き土産、有り難い嫁さんと四十五年、

大きなケンカもせずこうして一緒にやってきて、

今回は大切な一人息子を嫁と一緒に見送れる。

嫁にも息子にも心から感謝です。

 

 

息子さんは、飲食店の社長。

一代で大きくしてきた。

息子さんは一人っ子。

お母様は、わがままに育った息子の、

育て方を間違えたかもといつも思っておられた。

その息子さんのお嫁さんとは、四十五年、

ずっと仲良くやってきた。

わがまま息子の悪口を二人仲良く言いながら。

その息子さんを、仲良しのお嫁さんと見送る。

この大切なザイタクの時間を、大切にしたい。

 

「最後まで私が見送る。」

九四歳の母親のこの言葉の重さ。

しっかりと胸に留め彼の最後に臨みたい。

今日もザイタクはこんなにも大切だった。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

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