分業制を否定しファーストコールを取る理由

最近では、アートな、絵も音楽も執筆も、

AIが担っていると聞く。つまり分業制の極致だ。

そう言えば、一人でやるには非効率という理由で、

愛あるアートな医療さえも、分業を正当化する時代、、、

 

それは患者さんが望むならいいんだろうけど、

まあ、ぶっちゃけ、僕はそれが嫌いだ。

短時間で大多数に、提供する必要があるなら、

分業化もありなんだろうけど、そこに愛はある?

 

この国はもう人口減少時代の真っただ中。

お一人お一人の人生に丁寧に寄り添ったって損はない。

少子化が叫ばれて久しいし、大多数を捌くなんてことは、

もう必要としていない。小学校の閉校や学習塾も沢山潰れる。

 

今、人生の完成期を踏みにじり、分業化に走れば、

煽りで増やしたホームも潰れ、この国は終わる。

実際に考えればこれはすぐわかる。大切な教育は一貫性が、

そして、個別性が大切で、昔からマンツーマン学習の方が、

ホントのところ高級だって、誰もが知っていること。

 

医療の中でも、歯科医院なんて、今やコンビニより多いし、

個別対応予防的アプローチで領域の生き残りをかけている。

流行りの直美と同じで審美歯科なんてもうとっくにその先を行く。

大規模化歯科医院が普通の時代。それでもよく考えて欲しい。

何が必要で、何が偽物か。人生を豊かにするのは、いったい何か。

 

人口減に伴いコンビニも24時間開かなくなってたりしても、

あんまり困らないし、不便なこともまた幸せだったりする。

 

個配で生産者のことをよく知るお野菜や果物なんかが、

結局のとこ、少し高くても遅くても人気があるのも事実。

 

人生の最終段階、それも完成期である時期に、

スマイルゼロ円と普通に笑顔を提供できるよう、

SNSでちゃんと情報共有しているからって、

マクドのハンバーガーやフライドポテトと、

コカコーラで、訳もなく人生の先を急ぐよりも、

傍にいる人が作ってくれる僕好みのマヨネーズが

たっぷりのポテトサラダで、ビールと焼酎ロックで、

それから食後に、焼き立てのクッキーと温かいミルク、

ウダウダゴロゴロ過ごすそんな感じでもいいんやない?

 

 

僕の目の前に現れる患者さん達は、そんな僕に、

いつも優しく、僕の遊ぶ時間まで気を配ってくれる。

それこそが患者さんからの愛。双方向の愛。

双方向のザイタク。アナログザイタク。

 

 

在宅医療のオピニオンリーダーたちに一言。

分業制を肯定するのはもうそろそろやめよう。

人生の完成期に求めたいのは、真実の愛だ。

本気の笑顔で、スマイルゼロ円ではないと思う。

 

在宅医療は質が問われる時代。

みんなで質の議論を重ねよう。

やはり、分業制より一貫制。

医者の働き方より患者の人生。

ザイタクマイスターを育てよう。

 

患者さんの人生を守りたい。

たったそれだけのこと。

僕らが分業制を否定し、

ファーストコールを取る理由。

 

 

アーティスト尾崎のこの曲が、

なぜか無性に聴きたくなった。

良かったら聴いてください。

 

 

 

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