父親に会ってきた。父親は歯科医だ。歯科医院をやっている。
昔ながらの手指消毒液の匂いの漂う診察治療室。
入れ歯を作ったり銀のかぶせを削る技工室。
診療は未だに紙カルテを使っているのでカルテ保管庫。
古い古いレントゲン室。
開院40年過ぎたけど、あと5年、いや10年やるぞと相変わらず。
患者さんあっての医者歯医者。
手や目が弱ってきたら、辞め時があるはず。
でも、どの世界、どの領域、どんな場面でも九合目の下山には勇気がいる。
自分自身も患者さんに支えられ、仲間に支えられ、診療を行っているが、
きっと下山する日が来るはず。
毎日、多くの患者さんから下山の所作を学んでいる。
父親もうまく下山できることを祈っている。
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