先生、私何があってもお家で死にたいん。
だから、いつものデイケアに行ってる時、
もしものもしも、息が止まってても、ね、
お家に連れて帰って、タナカ先生、家に来て、
そこで確認して欲しいんよ。わかる?まだね、
私死んでへんけどな、言っとくから。
救急車、ぜったい、呼ばんといてよ。
家に運んで、家で死亡確認ね。お願いね。

患者の権利法がないこの国は、
心肺停止してる時の患者の権利は、
ハッキリ言うと今はまだ守られない。

息している時にどんなに必死にご自身の意見を言ってても、
気が付いたら、救急車で運ばれて、断らない救急なんかを、
掲げてる自治体病院はわかっている死亡確認の為に救外を開け、
救わなければいけない救急患者さんの為の1ベッドを占領する。
この事の重大性を理解している彼女は本気でタナカに頼んでる。
私は、タナカ先生に出逢えて、安心してるんや。
どんなことがあっても先生に看取ってもらうんや。

これから、お一人暮らしの人生最終段階の方は、多くなる。
その方々の本当の意味での人権を守る、これをちゃんとやりたい。
今日デイケアの会議室で、彼女の人権を守る為に、
デイケアの事務局長と現場のリーダーと相談員さんと、
いつも丁寧に動いてくれるケアマネさんと会議をした。
心肺停止時、協力して、ご自宅にお送りする。
そして、ご自宅にタナカは駆けつけ死亡確認。
こんな簡単だけど、大切な事を、
今、ちゃんと決められたこと、
デイケアの皆様に感謝したい。
ケアマネさんもありがとうございます。

これでやっと彼女の人権は、
心肺停止してても守られる。
人生会議が、ちゃんと地域に有れば、
断らない救急なんてホント必要ない。
救うべき人を必ず救う救急の整備を望む。
今日も大切な1日だった。
「心枯れるまで、共に笑っていよう」
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