桜の下、彼とKOIDEのゼリーを食べた。
あの時間は、『ザイタク』を語る上で、
僕らには、何よりも大切な時間になった。

彼は、40歳で肺癌ステージⅣの診断を受けた。
闘病生活は、14年にも及んだ。彼の息子は、
彼の診断時3歳。そして、今高校1年生。16歳。
成長した彼を見ているとどこか明さんの面影が。











僕らは最後の1年半の時間をご一緒させて頂いた。
その1年半に出逢えた大切な方々との大切な時間。
今もどの時間も、昨日のことのように思い出せる。




最後の桜の下での彼の大切なあの時間を支え、また、
今も残された者たちの支えとなっているあの時間は、
KOIDEのケーキ屋さんの愛娘さんのゼリーのおかげ。
あのゼリーが無かったら、あの日の桜の下の時間はなかった。




「ありがとう」に代わる言葉を探していたんだけれど、
奥様香織さんが『ケーキ屋りあ』の絵を書き上げてくれた。

香織さんはどうしてもこの絵を直接手渡したくて。
僕も無理言って博多まで彼女のお供をさせて頂いた。

とても素晴らしい時間になった。
この絵は、ここではモザイクです。
KOIDEさんご夫婦が許してくれたら、
どうか現地で、ご覧ください。

『ザイタク』は、みんなのもの。みんなで創るもの。
医療者が一方向で提供する在宅医療とは全く違う。
皆さんの手で作り上げた『ザイタク』の空間に、
今こうしてご一緒出来てることに心から感謝です。
今日も、ありがとうございました。

「ありがとう」に代わる言葉ずっと探していたんだ
かたくつないだ手を離さないから 離さないから
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
良かったら、2つ共に、一日一回、
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