僕の患者さんに、お一人暮らしの方が数人おられる。
ご家族から同居の優しいご提案はあっても、やっぱり、
自由気ままな一人がいいと話されて、暮らされている。
皆さん、僕の訪問を心待ちにして頂いている。
今ご自身の胸の中にある大切な想いや、
一生懸命に取り組んでいるリハビリや、
暮らしの中にあるいろんなことを話される。
先生、ワタシ先生にお話聴いてもらったらスッとするの。
先生、久しぶりやな。これ見ていってや、こうするんや。
先生、もういつになったら来てくれるん？待ちくたびれたわ。
先生、あんな、体壊したらあかんで。ちゃんと寝てるか？
、、、
肺高血圧の終末期。お一人暮らしの女性に冒頭のメモを見せて頂いた。
全盲の独居の男性に、最近のリハビリテーションの様子を実演頂いた。
お一人暮らしの方々は、本当に優しいし、嬉しい。
今日だって、僕なんかを待ってくれている。
両親の事で、時々フラッシュバックしているが、
こんなにも素敵な患者さんが待ってくれている。
『足ることを知る』って、大切ですね。
今日もありがとうございました。
良かったら聴いてください。
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