医療依存度のコントロールは、ザイタクリハビリで。

リハビリテーションには、主に3つある。
理学療法・作業療法・言語療法がある。
理学療法は基本動作、
作業療法は日常生活動作、
言語療法はコミュニケーション(言語も非言語も)。
基本動作は、寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、立位、歩行。
日常生活動作は、基本動作を組み合わせて行う応用の生活動作。
基本動作は、やっぱり歩行に目が行きがちだし、
リハビリと言えば、歩行練習!となりがちだが、
僕は、リハビリと言えば、寝返り!としたい。

日常生活動作の中で、移乗に関することの、
介助量の増大に伴って、在宅生活が難しくなる。
移乗に関係する基本動作は、歩行以外の5動作。
寝返り、起き上がり、座位、立ち上がり、立位が大切。
この中でも基本中の基本は、寝返りで、
練習では、ここを重点的にやっておきたい。

介助用リフトによる車椅子移乗が、格段に上手くなり、とうとう、
自走用車椅子にまでなった。自走の範囲を広げリビングを自走中。
一方で、排便コントロールが不十分になり、
他己導尿での尿の混濁が再び出現してきた。
ここでぜひ確認して欲しいのは、
基本動作の状況及び自主訓練状況だ。
寝返りの訓練の代表である腹臥位療法。
自主訓練のメニューとしては、少々ハード。
車椅子自走の方が、楽しいので、そちらに偏りがち。
予想通り、腹臥位療法の絶対量が、減っていた。

今日からまた、カヨ子さん達は、歩く夢を目指し、
腹臥位療法を再開してくれていると信じてる。応援している。
ザイタクは双方向。ザイタクリハも同様だ。
患者さんのチャレンジがあって、成り立つ。
今日もありがとうございました。
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