今日は、急性期病院で心不全勉強会。
『心不全と退院支援』と言うことで、地域連携室の若手が発表してくれた。
院長先生もご参加されていて、発表後、この地域連携は本当に素晴らしい。
三田市から世界に発信していきましょう!そんな素敵なコメントを頂いた。

彼の発表で印象的だったのは、2つ。
退院支援ではなく、地域をまるッと支援しよう。
心不全の地域支援は、スピードとタイミング。

彼の発表後、三田市のいくつも訪問看護ステーションの看護師さん達が、
急性期病院の看護師さんや地域連携室の方々と交流されているのが素敵だった。

ザイタクは、やっぱり、スピードとタイミング。
両親との別れを今も振り返ると苦しくなる。
スピードとタイミングが悲惨だったから。
だから、誰よりもこの大切さを知っている。
そのタイミングが見える時、スピードを上げる。
絶対に逃さない。自分の親のことではないけれど。

今日お出逢いした患者さん。危篤状態でのご紹介だった。
認知症で精神科病棟と認知症対応の老健を行ったり来たり。
先日、誤嚥性肺炎で急性期病院へ入院。2週間の点滴加療後、
老健に戻ってこられた。が、今回は、様子が違っていた。
いよいよの可能性があり、娘さん達が最期だけでもお家で。
となり、急遽本日ご紹介があった。施設職員さんのお話しでは、
「家に帰りたい」と常々訴えておられたそうだ。

ベッドが入るのに時間をかけてはいられない。
介護保険の調整も必要だが今日はケアマネさんお休みで、
申し訳なかったけど、大至急でうちの保健師が段取りを。
緊急で訪問看護師も医療保険となるけど手配して準備して、
オムツとか口腔ケアの介護用品も、一緒に購入の段取りを整えて。
面談から30分。今日夕方ベッド搬入、明日午前中退所。準備できた。
さあ、後は神様に祈るだけ。これ以上ないスピートとタイミング。

彼の最期の時間が、彼と彼のご家族にとって、
何よりも素敵な時間になるよう、精一杯伴走しよう。
多くのザイタク仲間が、全力で動いてくれた。感謝です。

強い気持ち・強い愛で心を繋ごう。
幾つの悲しみも残らず捧げあおう。
今のこの気持ちがホントです。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
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