10月1日が誕生日で、98歳を迎える彼女。
その誕生日までに、歩けるようになりたい。

3カ月前、お家に帰ってこられた時は、
いよいよの可能性もあり寝たきりだった。

お隣の神社の鈴を、立って、両手で持って、
お参りをしたい。100歳祈願をしたい。と、
ご本人、ご家族、そして、一生懸命に、
彼女の看護をする訪問看護師さん達。
彼女達の心は、本当に、美しく、優しく、楽しい。

この3カ月の腹臥位療法。『歩く』を目指す腹臥位療法。
訪問看護ステーションの看護師さんらは、一生懸命に、
一歩進んで二歩下がる。それでもまたもう一歩。二歩。
諦めることなく、美ヨコさんとチャレンジし続けてくれた。
明日、地域の訪問看護師さん達と、腹臥位療法の勉強会をする。
実践編だ。実際に導入してからの問題点や改善点を、共に学ぶ。
その為に、夕方、神社まで歩きたい美ヨコさんのところに、
訪問看護師の美ホさんとうつぶせ寝のやり方を確認してきた。

書道の先生だった美ヨコさんと、訪問看護師の美ホさんが、
10月1日神社まで歩いてお参りできた後の未来の話をされていた。
ベッドに並んで座りながら、楽しそうに、おしゃべりしながら、
次の目標を、早速決めておられた。これがとても美しかった。

次の目標を発表します。
来年お正月に「美」の漢字を書初めして、
大好きなタナカ先生にプレゼントします。
と、美人のお二人がとっても嬉しそうだった。
うつぶせ寝の前、ベッドまで1メートル歩いた。
「たかがそれくらい」のありふれた歓びかもだけど、
ご本人美ヨコさんと、訪看美ホさんと、僕にとって、
とても嬉しかった特別じゃない今日は、美しい日になった。
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