あの日、今まで見たことないくらいの、
笑顔を彼したんです。嬉しかったです。
透析クリニックの看護師さんが教えてくれた。
この地域では心不全ネットワークが動き出している。
地域全体で、心不全と共に、暮らせる街にしようと。
しかしながら、腎不全ネットワークはまだ、形さえない。
透析を担ってくれているクリニックと、
緊急時透析対応も可能な急性期病院と、
その外来部門とリハビリ部門の面々と、
在宅をご一緒の訪問看護ステーションと、
僕らで、今日、第一歩目を踏み出した。
心臓も腎臓も、どの臓器も、どの病気も、
これからの時代は、地域包括ケアの時代。
地域地域でネットワークの再構築が必要だ。
人工透析を5年に渡ってされていた彼。
最期の日、血圧が低く、透析が出来る状態ではなかった。
それでも彼と彼のご家族は、透析クリニックに向われた。
結局透析が出来ず移動も車椅子座位も長く痛みが増した。
僕らのネットワーク不足と判断の遅れが彼の最期に、
影を落としてしまったではないか、ずっと不安だった。
あの日、今まで見たことないくらいの、
笑顔を彼したんです。嬉しかったです。
最期の日、透析クリニックに着いた時の、
彼のご様子を看護師さんが教えてくれた。
ACPや人生会議。僕らは僕らだけの目線で見てしまっていたようだ。
彼にとっての人工透析通院はなによりも彼を穏やかな気持ちにした。
今日、改めて学んだ。
緩和ケアは、地域包括ケア。
みんなで繋がって学んでいこう。
勉強会の準備に奔走してくれた仲間に、
心から感謝です。ありがとうございます。
僕は僕のことをここでがんばろう。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
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