研修医のせんせいが10月11月12月1月と
それぞれ1週間ずつクリニックに来てくれる。
地域医療を勉強するために。
僕の研修医時代は胸部外科の研修で、
朝から晩まで院内に張り付いていたことを思い出す。
朝の6時半から入院患者さんの採血。
7時半から教授回診。
8時半から病棟患者さんのガーゼ交換。
9時半から手術患者さんの手術室搬送。
10時半から全身麻酔の手術が開始、研修医の僕は手術室の端っこで、見学。
だいたい手術時間は3時間から5時間位。
手術が終わるのが15時位。
16時位に麻酔を冷まし、術後管理病室へ。
17時半ころ先輩のお昼ごはんを院内売店に買い出しに。
19時頃からベッドサイドに張り付いて患者さんの術後管理。
22時頃手術後6時間ぐらいでの変化は重要。
その後、再度先輩の御飯の買い出しに自転車で院外へ。
晩ごはんをお持ち帰りのお弁当で済ませたら、再びベッドサイドへ。
24時頃先輩医師は帰宅。
やっと自分の時間になったのを見計らって、教科書を開きながら、カルテを船を漕ぎながら、書く。
気付くと26時。
病棟の詰め所横の搬送用ベッドで仮眠をすると
深夜勤務の可愛い看護師さんが厳しく『採血の時間やで』
この生活を2年。
今の僕の礎となる医療技術が身についた2年でした。
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