リハビリ(生活再建)なんだから、あらすじにない余白を行こう

今、『ザイタクリハビリ』超入門の章立てをしている。

 

リハビリテーション(生活再建)が中心のザイタク入門書。

 

それぞれにそれぞれの、人生があり、暮らしがあり、

家族やコミュニティがあるから、誰一人同じはない。

 

ここで章立てしたものから、

余白を想像して歩んで欲しい。

そんな入門書に仕上げたい。

 

 

肺がんの終末期の祖母との『ザイタクリハビリ』は、

どうしてもお伝えしたい。イチゴの食事介助のこと。

 

終末期は、急激に日常生活動作が変化する。

最後まで『食べる』を諦めたくない。

 

肺がんが進行し嚥下障害のあった祖母は、それでも、

孫にイチゴを食べさせてもらえることが嬉しかった。

食べた後の吸引で全部のイチゴが出てきたとしても。

 

今なら、その祖母にしてあげられるのは、

食形態の調整やトロミ剤の併用ではなく、

 

食べる時の座位ポジショニングと、

イチゴを食べた後の腹臥位療法だ。

 

食形態の調整やトロミ剤の併用は、

もちろん、大切な事であるのだが、

僕の信念は、予防よりリカバリー。

そして、座位のポジショニング。

 

 

嚥下反射は、生まれた時から、死ぬまでの間に、段々低下する。

嚥下反射が一番強いのは、寝ながらおっぱいを飲める赤ちゃん。

嚥下反射が一番弱まるのは、舌骨が重力で一番下がる死ぬ前。

 

いろんな研究によって、少しずつ分かってきていることはあるが、

食べたいものを食べたい形で食べるには、リカバリーを重視したい。

誤嚥したって、出せばいい。そのために、腹臥位療法と発声練習。

 

章立てをしっかりして、ここのことを書いておこう。

 

今日も、人生の最終段階を迎えた大切な方がいるどの家でも、

その方が大切にしてきた『食べる』が、みんなに大切だった。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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