雨の先にだけ虹が待っている。

在宅訪問診療を始めたのは、老健の医者をやっていた頃。

通所リハに来ている患者さんの暮らしを見たかったから、

隣の病院のカルテを持ち出し中古で買ったミラに乗って、

通所リハで無い日に訪問していた。すると驚いたことに、、

 

どの家でも患者さんは、「患者さん」ではなく、

「○○さん」と言う家の人で、全く別人だった。

 

雨のかなた農園

 

家に行くと言うことは、家にお邪魔させて頂くと言うことで、

医療者の方に主体があるのではなく、患者さんが主体になる。

 

もうこの時点で家に居ること自体が素晴らしいと理解できた。

 

 

 

医療は、時々、勘違いして、主人公になりがちだけど、

患者さんの人生において、やはり主人公は患者さんだ。

 

 

 

そんな中、在宅訪問診療の極意は、回数だと教わった。

赤の他人である医師が、信用されるには足を運べ。と。

 

開業したての頃は、この教え通りに訪問回数が多かった。

 

 

少しずつだけど、地域に溶け込み、認知され、

回数をそれほど必要としなくなってきたのは、

ほんとに最近になってから。だから、ひとつ、

思うことがある。

 

 

在宅医療は、訪問回数に関係なく、

全てを丸めにしてはどうだろうか。

 

家で最後まで暮らせる支援をする。

ただシンプルにそれだけのこと。

 

今の出来高払いの診療報酬に、疑問を感じる。

これだと大規模化、ビジネス化が正義になる。

 

 

未来の在宅医療は地域密着化、小規模化。

さらには、患者さん、市民さんと双方向。

 

僕らは、在宅医療の勉強を始めた頃から、

先人達にそう教わり実践している。だけ。

 

シンけったいな町医者の上映で伝えたい。

全国のザイタクを愛する仲間に届けよう。

 

 

 

いよいよ始まります。全国へ。まずは桑名。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

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