男性介護者だって、愛があれば『ザイタク』は大丈夫。

心臓病で近所の中核病院の先生に、

もう十年以上診てもらっていたが、

その先生も今年の四月転勤になり、

家の暮らしの困り事を相談出来ず、

息子さん二人と、踏ん張ってきた。

 

 

足の浮腫みもひどくなって、

息も苦しくなってきた先月。

 

息子さん達は、意を決して、

お母さんを病院に連れて行った。

 

 

しんどそうな母を見かね手を握り病院へ連れて行った。

病院に行く道中、病院は嫌だ嫌だと随分ごねたそうだ。

 

病室に母を置いて帰ろうとした時、息子を追いかけて、

廊下で転倒し右上腕骨を折ってしまい更に介護が必要に。

 

 

息子二人と母の三人ともが涙した。

お家に帰りたい。だけど帰れない。

 

心不全治療も一ヵ月で目途が立ち、

今日、念願のお家に帰ってこれた。

 

 

お母さん、優しい息子さん、こうして連れて帰ってくれたし、

有り難いし嬉しいなあ。立派に育っててホンマよかったなあ。

 

息子に感謝するわ。ありがたい。家に帰れてホンマ良かった。

 

 

横で聞いてた二人の息子さん共に涙ぐまれていた。

90を前にしたお母さんと60を過ぎた息子さん二人。

いくつになってもお母さんは息子さんにとって特別で、

いくつになっても息子さんはお母さんにとって特別だ。

 

 

お母さん、もう病院の入院は嫌なんやな?

家で最期まで息子さんとおるのでええな?

 

お母さんは、クシャクシャな手を使って、

握手しながら「うん」と大きく頷かれた。

息子さん二人も「うんうん」と頷かれた。

 

母のその手が、ザイタクリハビリの道標。

 

今日も素敵な出逢いに感謝したい。

さあザイタクリハビリを始めよう。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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