悲しみと向き合って

予期悲嘆。

 

 

 

大きな悲しみがやってくるときは、

事前に知らされていると、悲しみを乗り越えやすい

と言われている。

 

でも最近、悲しみはどこまで行っても悲しい

と遺族会の皆さんから教えられる。

 

遺族会の皆さんと話す機会が増えた。

 

彼らの悲しみは決して消えることはない。

大切な人を失った悲しみは、本当につらい

と伝わってくる。

 

でも、悲しみはどこまで行っても悲しい

と素直に向き合っている彼らから

人の本当の優しさに気付かされる。

こんなに辛く悲しいのに、

声をかけてくれるのだ。

「だいじょうぶですか?ありがとうございます。楽しみにしてますよ」と。

 

患者さんからも

遺族会の皆さんからも

まだまだ僕は学ばなければいけないなと

思っている。

 

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