告白『介護離職』

父が糖尿病、母がパーキンソン病で、

そろそろ介護保険のお世話にならなければいけなくなってきた。

当の両親は、介護保険申請なんて断固拒否しているのだが・・・.

 

父の話から。

 

糖尿病のせいか、ここ数年、物忘れが多くなった。

耳も遠く、嫌な話は殆ど聞いてくれない。

そして、非常に短気になった。人の話は何も聞かない。

大事な話を伝えても、そんな話は聞いとらん、の一点張り。

 

お酒と煙草が大好きで、

酔っ払って、道で寝ているところをおまわりさんにお世話になり、

母から救助依頼の電話が僕に時々あった。

恥ずかしい話だ。

 

在宅医療に取り組むタナカは、数年前から、

実は、実家と行ったり来たりで、

24時間365日どころではなかった。

おそらく多くの患者さんにご迷惑をかけたに違いない。

この場を借りて謝っておきたい。申し訳ありませんでした。

 

長男である僕が、

「医者の僕は親の死に目にはあえないものや!

ザイタク医療はそれぐらい忙しいんや。

自分たちでやる!と豪語して、

若いものの意見を聞けないなら

ぜんぶ自分たちでやりなさい!」と、

ちゃんと、しっかりと、

そして、しつこく、最後には怒って、

伝えたので、

直近数ヶ月は、僕を頼らず二人でおとなしく?がんばっている。と思う。

 

そんなところに、一昨年前、

母のパーキンソン病診断と大腿骨頸部骨折が重なり、

もうホンマに『介護離職』寸前?

いやほぼ『介護離職』であった。

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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