看取り≠不幸

今日も、大往生された方が数名。

お正月・年末年始の旅立ちは、たくさんのご家族に囲まれて

とても穏やかで幸せに旅立たれる方が多い。

 

その旅立ちまでの、家族で過ごす時間は、

実は、幸せな時間であると感じる。

 

介護=不幸ではないと、

タナカの介護の師匠が、ツイッターで書いておられた。

まさにそのとおりだと思う。

 

タナカも、看取り=不幸ではないと思う。

不幸なのは、看取りに、その人らしさがない時。

 

看取りにその人らしさがたくさんあれば、きっと幸せだと思う。

 

ギターを引く方なら、ギターの話を聞きながら。

母親に作ってもらった着物をお持ちの方は、その着物を着ながら。

ひ孫さんがいる方は、ひ孫さんに出会われてから。

仕事をしている娘さんの仕事の休み期間を見計らいながら。

孫を育て上げた母親代わりの方なら、孫にお世話をしてもらいながら。

台所をキレイにされてる方は、台所をピカピカにしてから。

介護してくれる娘さんに苦しむ姿を見せることなく、静かに穏やかに眠りながら。

仕事が生きがいの方は、直前まで通勤されながら。

 

その人がその人らしく

さいごまでいれるように、

ご家族や周りの方々が集ってきてくれる時間は、

とても幸せだな、

と感じたお正月のお看取りでした。

 

 

 

 

 

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