『介護離職シーズンⅡ』第7話

さて、話が退院日当日のことばかりになってしまった。

先に話を進めよう。

母の別宅老健での目標達成のために3つの活動を上げたが、

今回は一つ目。

 

実家での、母の生活を想像するために、実家訪問を行った。

 

初回は、これほどの荷物を抱えているんだなあ・・・。と正直に思った。

タナカも全く片付けのできない人間だが、母は更に上を行く。

ためこみ症候群?の確定診断がでそうなプチゴミ屋敷であった。

 

これでは、いつでもどこでも転倒できてしまう。

 

まずは、断捨離をお願いした。

これに関しては、父と母で、決めてもらうしかない。

これが理由で、父の介護参画が少し見え始めた。

傍目に会話のなかった夫婦も、対タナカ大作戦を始めたのだ。

多分こんな感じだ。

 

母「お父さん、息子に片付けされちゃうと大事なものまで捨てられちゃうわ。お父さんのお宝も勝手に捨てるわよ」

父「あいつは昔から何でも勝手にしよるからな。いつまで親のすねをかじるつもりや?」

母「きっと財産目当てなんよ。だからこのお家の中を漁ってるんやわ」

父「あいつに中に入られん様にするにはどうしたらええ?」

母「ワタシらはワタシらで考えてやってます。かかわらんとって!ちゃんと掃除もできてるでしょ。って見せればええねん」

父「ほなまずは、たくさんのゴミ袋出すとこだけ見せとこか」

母「ワタシも入院中に買うてもらった服とか、もう入院せえへんからいらんし、気にいったんないから、捨てるわ」

父「そうせえそうせえ、これでワシラの勝ちやな」

 

なんの勝ちかわからんけど、タナカは負けておこうと思った。

 

週2回のタナカヘルパーの訪問日以外に、

溜め込んだ衣類や書類・書籍・雑誌等の必要不必要を決めてもらい、

週2回の訪問日に回収し、タナカのクリニックに持ち帰り破棄をすることから始めた。

 

何度も繰り返すうちに、

母のためこんだ多くの物を父は協力的自主的にゴミ出ししてくれていた。

プチゴミ屋敷もプチプチプチゴミ屋敷へと。

対タナカ大作戦、すごい効果だった。

 

文章にしてみると、サラッと片付いていっているが、かなり難しいことだった。

母にとって、どれもこれも思い入れのあるものらしく、手放せない、

捨てるのは不安だ、不安になると言うのだ。

 

本人の断捨離へ向かう気持ちを作るのが、一番難しい。

行動変容がいる。

サイコロジカルヴィクトリーが必要となる。

あれ、タナカの得意分野やん。

 

対タナカ大作戦とともに、さらなるサイコロジカルヴィクトリーを探した。

 

美容院デイ。

これは次回に。

 

家屋改修の前の家屋評価の前の家屋清掃。

まだまだだ。

 

つづく。

 

 

 

 

 

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