先日来、『お家に帰ろう』プロジェクトで、
最期くらいはお家で!を夢に描き、
どうすればいいか悩みまくっている。
友人と話している中で、妄想話で、盛り上がった。
いっそ、長尾先生が書いた小説「安楽死特区」みたいに、
タナカも小説「ザイタク死特区」作っちゃえば⁉
いまこそ、ザイタク死特区を夢見ようよ。
少し書き始めてみた。
小説「ザイタク死特区」
その特区に入植(まだまだ開拓の余地があるので、こう表現しておく)するには、
条件が3つあった。
1.長尾和宏先生が書いた小説「安楽死特区」を読んでいて、
長尾先生のファンであること、もちろんアンチ長尾先生ファンでもいい。
2.自分が死にたい場所(空間)を決めていること。
3.尊厳死協会会員であること。
その特区は、AI『カナタ』が運営していた。
ザイタク死判断抜群の頭脳を持つAI『カナタ』が、
畳の上で死ぬためのフローチャートを、作成し、
バージョンアップを繰り返していた。
そのフローチャートは、
現存する医療の治療フローチャートとは、全く逆方向で、
川上からではなく、川下から作られている。
自分が死にたい場所(空間)を決めていること。
という入植条件があるのは、
川下からのフローチャートを使うためだ。
そのフローチャートの成り立ちは、また、後で話す。
AI『カナタ』は、今や医師に代わり、
多くの日本人のザイタク死の『夢』を、叶えている。
特区の医師の仕事は、唯一、
死亡診断書の清書および手渡し配達のみ。
20XX年のこの時代に、
今だに紙切れの手渡し配達が必要だ。
もしかすると、
医師の唯一の仕事、死亡診断ができる。
ということの一部を、
AI『カナタ』が残しておいてくれたのかもしれない、、、、
この特区での、一番のヒーローは、訪問看護師。
白衣ではないけど、やっぱり、白衣の天使だ!
ザイタク死特区での、お看取りの帰りがけ、
奥さんが駆け寄って、こう話してくれた。
「このザイタク死特区、きてよかったわ。自分たちも開拓しなければ、『夢』を叶えられないなんて、どうなることかと思ったけど、主人は、『夢』にみた畳の上での最期を、迎えることができたの。ほんと、ありがとうございます。先生は、結局、入植した日と今日、お会いしただけだけど、お世話になったのはミドリちゃん(訪問看護師)。あなたがいなければ、素敵な今日のような日は、迎えられなかったわ。先生には、ミドリちゃんのついでにお礼をしとくわ」
そう言って、中田医師の方をチラッと見て、
訪問看護師ミドリちゃんと、抱き合い、お互いに労をねぎらった。
その様子を眺めていた中田医師は、
2020年コロナの夏をおもいだしていた、、、、、
つづく。
暑い夏、妄想にふけると、ドンドン広がって、もう大変です。
水分補給、良質な睡眠、心がけましょう!
みんなで、コロナも暑い夏も乗り切るぞ!

再掲!!!
インスタライブ配信は、
17日(月)20:00頃から。長くても30分くらい。
患者さんの状況で、急遽中止となることもあります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
第1回目は、
白血病でザイタク死された翔吏くん(享年23歳)のパパさんとします。
テーマは『心優しい翔吏くんとの思い出話』
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