俺は、強い父親でいたい。
最期の最後まで、トコトン治療がしたいんや。
しっくりいった医者には、なかなか出逢えなかった。
あんたは、最期の最後にしっくりいった。ありがとう。
死神な感じだったタナカを、気に入っていただけた。
治療を最後まで諦めず、とことん治療をやり抜く。
病魔との戦いを最期の最後までする。
そのサポート役に、タナカを指名した。
サポータータナカは、良い働きをした。
死神な感じを、タナカは今回しまいこんだ。
大病院でトコトンの治療ができるように、
一生懸命、彼の心をサポートした。
そして、少しの緩和も。
彼は満足な顔で、明日ホスピスに入る。
昨日、強い父親である彼は、
とっても優しい息子さんに、
『強さ』を伝えることができた。
『彼らしさ』を伝えることができた。
優しい息子さんは、
強い父親の手を両手で握りながら、
涙を流して、こう言ったらしい。
「こんな時間が早く欲しかった。
あなたの強さをもっと知りたかった、、、」
強い父親の彼は、どうしてもそれを、
タナカに伝えたくて、呼び出された。
ありがとう、先生、最後やな、じゃあな。
いつものように、「また、お逢いしましょう」の言葉を飲み込んで家をでた。
最期の最後まで、
強い父親を優しい息子に見せることができた、
そんなザイタク医療に感謝してもらえた気がした。
帰りがけの彼との最後の握手は、
いつもよりとてもとても長かった。
その握手は、「ザイタク医療ありがとう」
そう言っているように聴こえた。
やっぱり、ザイタクええやん。
今日もみなさん、一緒に頑張りましょう!
それでは良い一日を!!!タナカでした。
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