先生、僕ね、先生みたいに
明るくて、元気いっぱいが取り柄やったんですよ。
今はもうそれができんくなったんやけど、
せやから、先生見て、嬉しくなって、
泣いちゃいます。家帰ってきてよかった。
ほんま良かった。先生の元気が嬉しくて。
意地を張って、踏ん張って、歯を食いしばって、
それでも、笑顔をすることを昔々、中1のラグビーの練習で覚えた。
その笑顔は昔は偽モンやったかもやけど、今はかなりのほんまもん。
昔は、愛想笑いの笑顔だったけど、今は、本気で心の底から笑顔だ。
だって、ザイタクは楽しいから。そして、嬉しいから。
意地を張って、踏ん張って、歯を食いしばって、
病気と戦う患者さんが、僕の笑顔を待ってくれている。
こんなに嬉しいことはない。こんなに幸せなことはない。
その期待に応えなきゃ、ザイタク医の名が泣きますやん((笑))
先生、僕の息子、、難病で、、、心残りは、、、、
息子を送ってやれんことなんです。
じゃあ、息子さん送るまで、頑張りましょう。
最大限の嘘をついた僕に、
彼は満面の笑みで、そして、涙を浮かべて、
言葉にはならなかったけど、大きく頷いた。
笑顔で、涙で、僕の目を見て頷かれた。
四月の風が吹き始めた。
誰かがどこかで待っている。
明日も頑張ろう。愛する人に捧げよう。
今日は、この曲です。
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