この手がなあ、よお働いてくれたんや。
ホンマなあ、この手も、やしな、太い脚も、
おっきなお尻も、ほんま、大好きなんや、ワシは。
最近、僕と仲良くしてくれるお母さんが、
黒枝豆の半端モンを、お父さんが見つめるその手で、
ハサミを使い枝からパツンパツンと切り分けていた。
あんたな、半端でも、味は一緒やからな。
上手に茹でれるか?帰って奥さんに湯掻いてもらってな、
塩振って食べるんやで。ビールもええやろ。
これ持って帰りや。ええやろ、これも。
そう言って、お母さんがハサミを持たない手で、
半端モンの黒枝豆が沢山入った袋を渡してくれた。
お父さんが見つめるお母さんのハサミを持った手は、
土と葉っぱで、よおく働く手のお手本のようだった。
80超えても、認知でよおわからんくても、
やっぱり、お母さんの手や脚や顔やお尻、
全部大好きやって、お父さんが僕にのろけながら、
黒枝豆の茹で方と塩加減を教えてくれた((笑))
今日は、コレでビールだな。
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