今日はリカバリーではなく、その時を待っていた。
ホント死神みたいな感じで、申し訳ないのだが、、、
２４時間３６５日、生活再建だ！って言っても、
仕事の一面は、暮らしの中の『死』に応じる仕事。
時には、『死』を待っている不思議な時間も存在する。
こんな不思議な時間。その時を待つ心境は、実は不思議と穏やかだ。
なぜ穏やかでいられるか？タナカなりの解釈はこうだ。
今日のこの不思議な時間までの、患者さんとご家族さんとの関わりに
全身全霊で応じてきた自負があるからだ。自惚れはいけないが、
ご本人とご家族がこの時を迎える準備ができているように関われたなら、
タナカは不思議な穏やかな時間を過ごせることになる。
今日は、この不思議な時間で、穏やかに過ごしている。
在宅医療に向き合い早15年。実は、
今日の過ごし方が、僕にはいちばんいい。
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