私のそばでお父さんを看取ってあげられたことが
何より良かったです。お家で、私が背中を擦る中、
旅立ってくれたこと、本当に良かったです。
そう話すお母さんは、病院から帰るにあたって
ストマ交換や栄養指導やらで、不安に思われていた。
私にできるかしら、、、息子と娘がいるから、、
なんとかできるかしら、、、、それでも、こんな私でも、
お父さんを私のそばで看てあげたいの。って、話されていた。
今朝も、深夜4時まで、お父さんの背中をずっと擦っておられたそうだ。
今日は、その交代で、娘さんが泊まりに来ていた。
そんな家族みんなが揃った中で、お父さんは旅立たれた。
死亡診断書をお渡しする際、お母さんはこう話された。
先生、お父さんガンやし、もっと苦しむのかと思ってました。
それがどうしたことでしょう。お父さん本当に眠るように
穏やかに優しく息を引き取ったんですよ。
娘も息子もそばにいてくれて、私は本当に良かったと思ってます。
退院される時は、不安顔だったお母さんは、
今日は、『私は最強』って自信と安堵のお顔だった。
お家だと、不思議と痛み止めも少なくて済むんです。
お母さんや息子さん娘さんが、きっとそばにおられたからですね。
点滴も痛み止めも全く無く、本当に穏やかで。
皆さんが本当に素晴らしいですね。こうお伝えして家を出た。
今日もまた、ご家族のザイタク力の偉大さに触れ、感動だった。
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