昨日までは序章の序章で。ここからが僕ら新チームだ。いまだかつないスピードで。

先生のところは、腹水が抜けるんですか?

先生のところは、点滴できるんですか?

先生のところは、輸血できるんですか?

 

こんな質問がよくやってくる。

 

 

先生のところは、患者さんのお話を聴けるんですか?

先生のところは、患者さんの人生のために連携してますか?

先生のところは、患者さんの暮らしのためにリハビリ考えてますか?

先生のところは、患者さんの医療情報をちゃんとチームで共有できてますか?

 

こんな質問はほとんど受けたことがない。

 

 

患者さんの『人生』や『暮らし』を中心に考えた時、

医療行為においてもプロフェッショナルとして責任があり、

主語は、患者さんであり、医療者や介護者ではないことを、

どんな時でも、決して忘れてはならない。

 

 

 

 

先生、私、ここで気ままに暮らしたいの。胸に水が溜まってるらしいんだけど、

一日として入院はもう嫌なの。私の大切な私の人生。一日も無駄にしたくないの。

胸に水が溜まってて、それを抜くのになんの意味があるの?

この咳や胸の痛みは、胸の水を抜いたら無くなるの?もう溜まらないの?

本当に私の、誰のものでもない私の大切な人生なのよ。先生、わかってる?聴いてる?

ちゃんと本当のことを教えて。先生もプロなんだから、私の人生を一日も無駄にせず、

この咳や胸の痛みを取ってくれたらいいじゃない?

できるの?できないの?教えて下さいな。

 

 

患者さんには大切な人生があり、それをとことん守り抜く。

これがプロフェッショナルとしての責任だと僕は考えている。

 

 

いまだかつてないスピードで。無駄な医療から患者さんの人生を守りたい。

僕ら新チームのテーマソング。良かったら聴いて下さい。

 

 

 

 

 

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