病棟の看護師さんがこの人の人生を救った。
三田市の地域医療に携わって、早20年。
一番印象に残っている患者さん。
今は93歳で、一年前は下半身麻痺。
お看取り目的で在宅医療にご紹介。
病棟の看護師さんが、全力でなりふり構わず、
僕らの『ザイタク』医療に繋いでくれた。
その後は、もう皆さんご存知の通り。
今週、うちの作業療法士との練習で、
下肢が動くのを、披露してくれた。
退院してからずっと、ご本人とご家族で
動かない足のリハビリをされてきた。
今日、病院と振り返りカンファレンス。
どの時期から、並診が良いかなんてことが、
一番ディスカッションの中心になった。
僕の本音をここにあえて書いておく。
並診なんて言葉自体、ぶっちゃけ必要ない。
必要なのは『愛』のある関わり。ただただ『愛』だ。
ご本人を含め、関わるみんなで愛ある『暮らし』を作ろう。
市民を中心に、関わる多職種・多立場で愛ある『街』を作ろう。
アッチとコッチを分けた時から、物事は可笑しくなる。
病院と診療所、いつだって、両方一緒で良いんだと思う。
患者と医療者や介護者、いつだって、両方一緒に挑戦したい。
求め与え合うみんなと明日がある。
どんな未来にも愛はある。
そして、愛があれば未来がある。
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